B.B.BASEで初ビワイチ(前編)
B.B.BASEバスに乗ってビワイチ(琵琶湖一周サイクリング)してきました♪
バイシクルクラブ編集部によると
「お問い合わせ殺到!」と気になっている方も多いようなので、
旅の様子のほか、
「こうするとバス旅がより快適になるよ~」と思ったことを書きますね。
金曜の夜(今回は22時)に両国駅集合です。
サイクリストにとって両国駅といえば、
自転車&サイクリスト専用のサイクルトレインB.B.BASEですね。
そして、高速バスというと新宿駅や東京駅から出発のイメージですが、
わざわざ両国スタートにしたのはその関連かなあ?
…と思っていましたが、
東京駅や新宿駅はバスの出入りが激しく積み込み作業が難しいけれど、
両国駅はBICYCLE STATIONがあってロータリーも広々と使えるからだとか。
確かに、愛車を積み込んでもらうのは
落ち着いたところで丁寧に扱って欲しいですよね。
23時に両国駅を出発!
第一回目ということもあってバイシクルクラブ岩田編集長も参加。
(他の回も参加予定ですが毎回というわけではないようです)
今回はバイシクルクラブ1月号(11月20日発売)の撮影も入ります。
気になる車内は、
USBケーブルによって充電が可能。
フリーWi-Fiサービスもあります。(180分に1回再接続/無制限)
使い捨てスリッパも配られました。
リクライニングは飛行機(エコノミークラス)程度なので、
ネックピローを持参するといいかもしれません。(ライド中は車内に預けておくことができます)
価格:3,100円 |
価格:2,880円 |
価格:1,750円 |
足元は飛行機よりも広めなので、
すぐ使うものは足元に置いておきました。
持っててよかった!と思ったものは、歯ブラシ。
途中に立ち寄るサービスエリアで磨いたり、
(トイレ休憩を兼ねていますが車内にもトイレ設備はあります)
到着してから着替えのために使わせていただくジャイアントストアでも
お手洗いに洗面台がついていたので歯を磨きました。
ストアへ行く前にコンビニも立ち寄ってもらえるので、
歯ブラシは忘れても大丈夫ですが。
あと、バスの車内温度や湿度がわからなかったので
防寒しっかり着こんだ状態で、保湿マスクを持参しました。
これも正解。
私の座席の問題(ゲストなので一番前の席)でもありますが、
サービスエリアで停車している間はドアが開いたままなので寒く、
かといって、我慢しきれないほど寒くはないくらい
車内は暖房が効いているので乾燥していました。
というわけで、
B.B.BASEバスに乗る際、持っていくと便利なもの。
・ネックピロー
・携帯歯ブラシ
・保湿マスク
・脱ぎ着しやすい防寒着
ついでにいうと、
休憩中が寒いので前列ではない方がいいです(笑)
「車酔いしやすい人は前に来た方がいいんじゃないですか?」と尋ねたら、
いまどきのバスは揺れにくいから酔わないそうですね。
昔はニオイに酔ってた人もいたそうですが、今は臭わないんだって。
言われてみれば新車のニオイが…。
中古のバスにラッピングをしたと思っていましたが、
編集長が慌てています。
エ、エントリー受付中ですっ!(必死https://t.co/8MfC7LGVqH pic.twitter.com/BbYlx5D8gM
— 【公式】バイシクルクラブ (@bicycleclub_ei) 2018年10月31日
なんと、B.B.BASEバスのために新車で納車されたそうです。
でもね、その直後に西日本豪雨で運休になったJR在来線が復旧するまで、
このバスが代替として運行していたんだって。
広島で活躍していたんだね!
正式には新車ではないけれど、
そういったエピソードも持っているB.B.BASEバスです。
ちなみに、
夏休みなどの繁忙期には臨時バスとして使われることもあるそうなので、
高速バスを利用したらB.B.BASEとラッピングされたバスだった!
なーんてこともあり得るそうです。
(車内固定スタンドは外されるのでトランク内は一般車両と同様です)
長くなりましたが、話をビワイチに戻しましょう。
今回のツアーでは、
私も含めてほとんどの方がビワイチ未経験。
滋賀県守山市にある琵琶湖サイクリストの聖地碑からスタートです。
しまなみにもサイクリストの聖地あるけど、他にもあるのかなあ?
地元サイクルショップ「キヨシ商会」の方が2日間ガイドしてくださいます。
今回ビワイチをするにあたって驚いたのが、
このように看板や車道にブルーラインがない限り、
琵琶湖では歩道(正確には自歩道)を走行するのが基本。
警察も自歩道を走行することを推奨しているそうです。
練習等でスピードを出して走る人は車道側を走りますが、
エリアによっては交通量が多く、
逆に歩行者はあまりいないので合理的かもしれませんね。
特に、初心者は安心して走れると思います。
といったわけで、
今回は「ゆっくり2日かけてビワイチプラン」です。
観光地に立ち寄ったり、食べたり、食べたり、食べたり…最近そればっかですね(笑)
赤こんにゃく(近江八幡市)
想像以上に真っ赤!
派手好きな織田信長がこんにゃくまで赤く染めさせたといわれていて、
この色は酸化鉄によるものだとか。
鉄っぽい味がするわけではありません。
織田信長とか歴史上の人物の名前が出てくると、なんだか興奮します。
琵琶湖周辺は歴史を彩った有名人の足跡が数多く残る地なので、
単に走るだけではなく、そういった楽しみ方をするのもいいですね。
少し行くと、
広大な敷地が出てきました。
朝9時半くらいだったと思うのですが、
すごい行列!
バウムクーヘンで有名なラ コリーナ近江八幡です。
「琵琶湖へ行ったら絶対に食べてください!」と言われ食べる気満々だったのですが、
「この行列に並んだら絶対に休憩時間を過ぎちゃいます!」
「僕のどら焼きも期間限定の栗が入ってておいしいですよ!」と山口副編集長。
どら焼きも好きですけど…
バウムクーヘンが有名だって聞いてたんですけど…(-ω-;)
と悩んでいたら、守山市の担当者(杉本さん)が、
みんなのために事前に買っておいてくれました~!
すごーい気が利いてる~♡
でも、一切れかあ。
休憩時間、あと10分…(゜-゜)
急いで2Fのカフェへ行き、
「何分で出てきますか?」と店員さんに尋ねると、5分で提供できますとのこと。
私の食い意地が勝利を得た瞬間でした。
お土産で買う箱入りのバウムクーヘンもおいしかったけれど、
焼きたての、ふわっふわのあまあまのバウムクーヘンは極上の幸せ♡
この時、
「お土産はしっかりした硬めのバウムクーヘンが好きだけど、焼きたてはふわふわが好き」と、
自分の好みも確信したのでした。
もしこちらへ行かれることがあれば、
2Fのカフェで焼きたてふわふわバウムクーヘンを食べてみてください。
ふわふわバウムクーヘン部門では、
私の中で堂々の第一位にランクインです。
続いて、彦根城。
城下町でランチ(自由行動)です。
週末の彦根城はどこも混んでいます。
なので、早めの時間に到着したのですが、
それでもぼんやりしていると満席になるので、事前にお店を決めておいた方がいいでしょう。
私は編集部とガイドさんとともに、近江牛ステーキのお店へ。
一番安いサイコロステーキで2980円でしたが、
近江牛は思わず声が出てしまうほど柔らかくて、あっという間に完食。
朝からずーっと食べてるのに、自分の食欲が怖いです。
ひこにゃんはお昼休憩中なのか、見かけませんでした…(´;ω;`)
彦根城の次は、
長浜城の城下町へ。
「さすがに何も食べたくないわ~」と思っていたのに、
「福みたらし」というかわいらしいみたらし団子のことを無視できませんでした。
すくっていただくので、
みたらし餡が大好き♡って人にはたまらないと思います。
現在の天守は犬山城や伏見城をモデルにし模擬復元されたものです。
再び湖畔に戻り、
ガイドさんオススメの景色が美しいスポットに山口さんを入れて撮ったり、
唯一のプチヒルクライムスポットで記念撮影をしたり。
そういえば、
ここで三重から来たというバイシクルクラブ読者の方とお会いしたのですが、
無事に帰れたのかしら?
太平洋の水を日本海に流して、日本海の水を太平洋に…と言っていたような?
三重から滋賀を経由して福井へ行き、その日のうちに三重に戻るとか…(;´∀`)???
私にはマネできないけれど、
自転車って童心に返るツールという点ではわかるなあ。
この日の走行距離は約100km。
「車中泊をして走るって学生さんみたいなこと、出来るかなあ?」と不安だったけれど、
琵琶湖周辺は観光地が多くて飽きることがないので、なんとかなりますね。
これが山岳を含むライドだとしんどいけど。
奥琵琶湖マキノグランドパークホテルに到着して、シャワーを浴びて。
晩御飯は各自の予定でしたが、
せっかくならとみんなで和食屋さんへ。
ささっと食べて、再びお風呂に入って、翌日の準備をして。
ベッドに入った瞬間から記憶ない。
一度も目覚めることなく、10時間以上爆睡。
うーん、よく寝た!
おかげで目覚めがよくて、朝スッキリ♪
というわけで2日目ライド…ですが、長くなったので次回に~(^_^)/~
(追記)2日目レポートはこちら↓