マラソン大会に挑戦
昨日はマラソン大会に出てきました。
ゼッケンつけている私なんですが、すごい逆光(笑)
1月下旬、故障で大会回避したハシケンさんから、
「2月中旬の大会にエントリーしといたから一緒に出ようね♪」と言われ…
…はい?
いやいやいやいや、ランニングとか、練習してないし!!!
「大丈夫、10kmだし♪」
いやいや、そういうことでなく。
実は私、冬になると、とりあえずジョギングやってみるんですよ。
自転車を始めたばかりの頃に新潟の10kmマラソン出たことあるし。
でも、自転車のトレーニングを積むにつれて心臓が強くなっているのか、
ここ数年は、
心臓に合わせて走ると必ず故障するし、
体に合わせて走る(故障しないペース)とダラダラいつまでも終わらない。
しかも、ゆっくり走っても翌日の肉体的ダメージが半端なくて、
「自転車ならこんなことにならないのに…(´;ω;`)」
10日続いたこと、あったかしら?
上記の主旨を懇々と説明したのですが、
こういう時のハシケンさんって、ニコニコしながらスルーします。
「僕が、故障せず、2週間で仕上げてあげるよ!」
ハシケンさんは、小さいころから陸上競技をやっていて、
ランナーズ編集部に属していたこともありました。
独立してからは、
自身がランニング雑誌に出たり、
アディダスのマラソン本を執筆したり、
ランニング番組のカメラマンをしたり、
大学や実業団の駅伝を取材したり…とにかく、知識は豊富なのです。
2週間というトレーニング期間の短さも、
「それくらいなら頑張れるかも…どちらにせよ応援で行くし…」と、やる気になりました。
ハシケンさんの組んだトレーニングメニューを信じ、
バランスの取れた食事とコンディショニングに努め、
無事に完走することができました(10km女子は22人しかいないw)
トレーニング初日は4kmをキロ6分30秒~7分で走って、
翌日には「体痛いよぉ~!」と泣きが入っていたのに、
2週間で10kmをキロ5分09秒で走れるようになれたのは、本人がビックリ!
ただ、最初の1kmだけペースが速いのはヒルクライムレースでもやりがちな失敗。
「序盤はとにかく抑えて」と口酸っぱく言われていたのに、
自分が速いか遅いのかまったく感覚がつかめないのは
練習(経験)が足りていないからでしょうね。
速いと気づいてからは、
「完走できなきゃ意味ないじゃん」と、息が上がらない程度に抑えて我慢。
なにせ、10kmを走ったのは何年も前の大会以来。
当初出されたトレーニングメニューでは10kmを走る日も設定されていましたが、
私の疲労度合から、最高でも8kmしか走りませんでした。
しかも、川沿いの平坦コースを6kmまではゆっくり、2kmだけ頑張る!とか。
「大会になるとアドレナリン出るから大丈夫!」という言葉を信じて…。
でも、昨日のコースは3km周回(精神的にキツイ)だったのですが、
3kmのうち2.5kmくらいはアップダウン、加えて180度の折り返しポイントもあり。
こんなのを3周+1kmって…(;´Д`)ゲンナリ
でも、ハシケンさんはしっかり優勝!
あれを14周+αって…コワイ~!(; ゚Д゚)
周回コースだと12分くらいで戻ってくるので、応援している時は楽しかったです。
ただ、30kmやハーフの人も混在していたからゴールするまで1位とわからず…
私がまったり、「がんばれー」と言っていた声に、
本人は、「僕が一番で走っていても嬉しくないのかな?」と感じたそうで(笑)
ゴールした途端、
足が震えて産まれたての小鹿のようになっていたハシケンさんを見て、
なんというか…フルマラソンするすべての人を改めて尊敬しました。