2019-06-18

ツール・ド・つくば(前編)


日曜日はツールドつくばへ。

この大会に出たのは初めてですが、
コースは最近よく練習している筑波山にあります。

そして、筑波山は私が初めてヒルクライムをした山。

7年くらい前かなあ?

半分もいかないところで足をついたのは、今となってはいい思い出。

誘ってくれたのはハシケンさんで。

「強くて知識ある業界の人」という存在だったのが、
まさか、未来の結婚相手になるとは…ねえ。

というわけで、
私にとって筑波山というのは特別な存在なのです。

今年は富士ヒル出れないかもって気づいた時、
「じゃあ、ツルつく出てみるか~」って。


レース前とは思えない緊張感のなさですが。

知っているコースだからかな?

どの辺がつらくて、どの辺が苦手というのを把握しているってのは大きい。

スタートの音とともにゆっくり走りだし、
計測マットを踏んでからは、声をかけながら先頭に近づきます。

先頭にくっついた頃、不動峠の入り口。

ここは路面が悪いし、うっそうと木が生い茂っていて景色もイマイチですが、
その分、車の往来が少なく、筑波山を走る多くの人がTTをしています。

私もゆっくりヒルクライムの日以外は、
ほとんどここからスタートして練習をしていて、自分の実力はわかっているつもり。

最初は何人かで走っていましたが、
ひとりがポン!と抜けだし、もうひとり、ポン!と続きました。

不動峠の先は平坦とゆるいアップダウンが続くので、
集団で走った方が確実にタイムが上がるコースですが、
「あ・これはついていっちゃいけないやつ」と感じました。

最後の峠で足がなくならないよう温存したい。

ここでは抑えて・・・後から抜けたらラッキーだけど、
あのポン!と抜けていった様子は、私が追いつくことはなさそうな気がしました。

その時点で、「今日は3位狙いでいこう」と気持ちを切り替えます。

ツールドつくばでは、女性は女性のカテゴリで走ります。

不動峠は道が狭いからか、
カテゴリごとの出発にだいぶ間隔を開けているようで、
女性の中で同じペースの人がいない場合、単独走決定です。

不動峠のピークで、いつもよりタイムが遅いことに気づきます。

まずいなあ~

でも、この先のスカイラインは対向車の心配をしなくていいから思いっきりいけるか。

そこでタイムを縮めて…と思っていたけれど、ガスってて視界不良。

風返峠までの区間は平坦とゆるいアップダウンが続くのですが、
路面もウェットでイマイチ追い込むことができませんでした。

スカイラインから風返峠まで、めっちゃ長く感じました。

そして案の定、
風返峠でのタイム・・・やっばあ~!!( ̄▽ ̄;)

レースはいつもよりタイムがいいものだと思っていましたが、
集団ではなく個人TTになると、そんなことはないのですね。

自分に厳しく出来る人はちゃんとタイムが出るのでしょうが、
私は自分に甘いタイプなので・・・。


風返峠からゴールまではしっかり追い込む!

1時間前にスタートしたハシケンさんが
ゴール近くで写真を撮っているのは知っていたので、
「今日は怒られないぞ!」って、最後はめちゃ頑張りました(笑)
↑あとで怒られたやつ。


あー、しんど。…の割にタイムひどい。

ゴールしたら1位だった女性がいたので、
「めっちゃ強いですね!」って声をかけました。


1位・2位ともに不動峠での走りがカッコよくて、
負けても清々しい気持ち。

「私もあんな走りができるように頑張ろう!」って刺激になりました。


Facebookで、
「練習ご一緒させて欲しいと思ったけど言い出せなかった」と書いたら、
つながりある方がご本人に伝えてくださったようで、
なんと、2位の女性(西口さん)からご連絡をいただきました!(゚Д゚;)

SNSすごい!

ただ、その時は舞い上がったけど、
「アイアンマンの世界選手権に出たことがある人」とか、
「今日のコースを3本やる」という情報をあとから聞き・・・格が違う!

私はコース1本やって大満足。

…で、ハシケンさんから、
「そんなんじゃ強くならない!」って怒られている(のを無視している)のですが、

3本やっているという話をしたら、
「それみたことか!」と、鬼の首を取ったようなドヤ顔をされました。

練習ご一緒させてもらう前に、
せめて2本はやれる根性をつけておかねば・・・。

 

つづく。

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