あっという間に一週間以上経ってしまいました(更新遅くてスミマセン!)が、
10月31日はツールド三陸のため、岩手県陸前高田市へ。
今年で第10回目を迎えるこのイベント。
昨年の第9回目は新型コロナの影響で中止。
今年8月も感染状況を考慮して大会が延期となり、ようやくの開催です。
土曜に開催された赤城山一周ライドが先に入っていたので
赤城山一周を終え、そのまま群馬からの岩手まで輪行。
というなかなかハードスケジュールでしたが、やってみると……いけるね笑
ツールド三陸は、東日本大震災からの復興を発信し続けるという大会意義があると思っているので、都合がついて本当によかったです。
事前のブログにも書きましたが、
今回は東京2020パラリンピックでふたつの金メダル🥇を獲得した杉浦佳子選手も参加してくださいました。
私はより多くの人と走りつつ、新しいコースも楽しめるよう、
「健脚Basicコース」と「(新)健脚マウンテン・大船渡・フルコース」の混成コースを走ったのですが、
コース延長となった大船渡の新コースのエイドで杉浦選手と合流することができました。
「お忙しいところ参加してくださってありがとうございます!」と伝えたら、
「会社のカレンダーに書き込んで楽しみにしてたんですよー」と杉浦選手。
う、うれしい!
この日はハロウィンだし、
杉浦選手がきてくれたし、
東京パラリンピック2020のマスコットキャラクター「ソメイティ」を背負って走ったのですが、
残念ながらハロウィンだからという意図はほとんどの方に伝わらなかったようで……
杉浦選手がいた時はよかったのですが、
それ以外の時(特に地元の人から)は、
「オリンピックとかでみたキャラクターを背負っているちょっと変わったファッションの人」といったような視線を浴びていました。
マスクしてたしね。誰なのかもわからない。。
それでも、いつも沿道で応援してくれる“おばあちゃんズ”は、
「あ、日向涼子さんだ!」って。
気づいてくれました☺
残念ながら最高齢のおばあちゃんは亡くなられていましたが、
みなさん仮装をして出迎えてくださいました。
緊急事態宣言が解除されたとはいえ、
地元の反応を心配していたので、歓迎してくださったことが本当に嬉しい❣
第1回大会から大漁旗を掲げてくださった民宿志田もいつも通りに迎えてくださいました。
防潮堤の建設、高台への退避、かさ上げ工事が進み、
訪れるたびに様子が変化している陸前高田・大船渡ですが、地元の方々のぬくもりは変わらない。
変わらないどころか、回を重ねるたびに地元の方との絆が深まっているように感じています。
私設エイドで椿茶を出してくださる東海堂さん
いつもここに近づくと、
「お金持ってくるの忘れた~!」って、お茶だけいただいて帰ることになっちゃってる。。
どなたか、来年は私がスタートする前に、
「東海堂さんでお菓子を買うお金をポッケに入れましたか?」って言ってください。。
復興の様子を眺めながらゆっくり走ってゴールをしたら、
ラグビーを通じて東日本大震災からの復興支援活動を行うために活動している「スクラム釜石」の皆さんが待っていてくださいました。
「ツールド三陸のコースを釜石まで延長しましょう!」と言ってくださったの、嬉しい。
実現させたいですね!
最後に、杉浦選手に金メダルを持たせていただきました。
ひゃーーーーー!
重量もあるんだけど、それ以外の重みも感じましたよ。
今年も多くの方々に支えられてツールド三陸を開催することができました。
本当にありがとうございました!!
大会の2日後に杉浦選手の紫綬褒章受章が発表されました。
おめでとうございます!