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サイクリスト専用列車「B.B.BASE」で茨城へ(中編)

サイクリスト専用列車「B.B.BASE」で行く茨城旅(佐原・鹿島コース)の中編です。

サイクリスト専用列車「B.B.BASE」で茨城へ(前編)

8:12に両国駅を出発して、10:07に潮来駅到着。

駅では潮来ばやしとともに地元の皆さんのお迎えがありました。



JR東日本千葉支社のゆるキャラ「駅長犬」もお迎えしてくれましたよ♡


改札を出ると、B.B.BASEバスとMAVICカーが待機。

B.B.BASEで初ビワイチ(前編)

B.B.BASEバスにはライド中に使わない荷物を入れ、


MAVICカーはメカトラブルなどに備えます。

これらは今回のファムトリップ用に準備されたものですが、こうしたサポート体制が整ったツアーがあると初心者も安心して参加できますね。

さて、まずは潮来駅からすぐのところにある、「水郷潮来あやめ園」へ。

潮来は霞ヶ浦をはじめ、北浦や北利根川、外波逆浦の湖沼と河川に囲まれた水郷地帯で江戸時代には水運の中継地として栄えていた場所。

そして、あやめが有名ですが見頃(5月下旬から6月下旬)を過ぎていたので、

かわいらしい「あやめ娘」がお迎えしてくださいましたよ。(MAVICとの組み合わせがなんか笑える)

地元のサポートライダー案内のもと、サイクルサポートステーションでの休憩をはさみながらナショナルサイクルルートにもなっている「つくば霞ヶ浦りんりんロード」を走ります。

私は自転車メディアの方々と一緒のグループでしたが、

その中には、サイクリストの間で話題の「BEB5土浦」ジャージを着た女性(斎藤さん)がいました。

ポーズも自転車もかわいい♡

愛車と添い寝ができるホテル

斎藤さんは実際にホテルで働いているスタッフで、他の星野リゾートで働いていた時からクロスバイクに乗っていたそうです。

そして茨城異動を機に、「茨城は自転車で盛り上がっているから」とロードバイクを購入したのだとか。

「ロードにして、より自転車の楽しさに気づきました!」とおっしゃっていました。

BEB5土浦は、スタッフが自転車に乗るホテルということですね。(嬉しい!)

ホテルのロゴ入りジャージは初めて見たので、
「販売しているのですか?」と伺ったところ、このイベントのために作ったとのこと。
「このロゴ、ベブってカタカナで入っているって知ってました?」

……あ、ほんとだ!


BEBベブがうまく組み合わされていますね!(点々はダブルクォーテーションマークだと思い込んでいましたが濁点でした)

休憩中はこうしてコミュニケーションをとりながら、ライド中は気持ちよい速度で走ります。


ランチは「古民家江口屋」さんでいただきました。


地産地消の食事


特にかまど焚きのごはんが美味しかったです。

通常、ランチ営業はなく、
宿泊もほぼ埋まっているそうですが(コロナウィルス感染拡大防止のため当面の間は金・土・日祝前日のみ)、ピザやソーセージ作りなどの体験プログラムは平日でも予約受付中です。

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じてんしゃと泊まる宿2020-2021」にも掲載されています。

江口屋さんの次は、「りんりんポート土浦」へ。


ここでは土浦市長、土浦のゆるキャラ「つちまる」「キララちゃん」と記念撮影。

市長自身も潮来から土浦まで自転車で走られていて、BEB5土浦同様、本気でサイクルツーリズムに取り組もうとされているのがわかります。

「りんりんポート土浦」は駐車場が無料なので、車載で茨城を訪れる方にオススメ。

トイレやシャワールームのほか、自転車メンテナンススペースもあります。

こちらのレンタサイクルにはタンデムバイクもあるのでいかがでしょうか?

ここまでくれば土浦駅はあとちょっと。

この日の宿泊は、土浦駅直結のプレイアトレ土浦内にある「BEB5土浦」です。

新型コロナの影響で、ずっとソフトオープンとなっていましたが、2020年10月22日にグランドオープン!

イメージがふくらませやすいよう、
メディア向けに各部屋やスペースにモデルさんたちが用意されていました。

ヤグラルーム
上段はベッド、下段はソファーになっている秘密基地のような部屋


ダブルルーム
バイクスタンド(貸出)を使用することで愛車の室内保管が可能となりました。

グランドオープンにともない、バイクスタンド以外の貸出備品も強化。


靴乾燥機
雨の日も安心!


洗濯ハンガー
自転車旅にあると嬉しい!(もちろんコインランドリーもあります)


サーキュレーター
ジャージは手洗い派の方に。
(私は洗濯機で洗っちゃいますが宿泊者からのご意見で意外と多かった要望だとか)

私は室内にバイクラックが設置されているサイクルルームでした。


フロントに伝えれば愛車と添い寝ができる寝具を貸し出していただけます。

「愛車と添い寝」ってすごい発想ですよね。


激坂好き、ふくらはぎ自慢にはもってこい!?
「美ふくらはぎステイ」というプランもあるそうです(笑)


パブリックスペース「TAMARIBA」
24時間営業のカフェもありますが、持ち込みも推奨。
ここで仲間とワイワイもできますし、前回訪れた時にはお仕事をされている方もいました。

今回のツアーでは主催にキリンビールが入っていて、様々なクラフトビールの試飲も。


宿泊を伴う自転車旅は、心おきなくアルコールもいただけるので楽しいですよね♪


また、11月に販売開始したばかりの宿泊者限定スイーツ「メロンまるごとクリームソーダ」もいただきました。


県内の野外フェスで1日3000個売れる伝説のスイーツだそうで、これまで通常販売はしていなかったものを商品開発者にアプローチを重ね、通年販売されることになったそう。


価格は税込み1,200円(2020年11月現在)と、予想よりずっと安い!

1日10個限定なので宿泊された際には是非。


今回もペダルを回すことでミキサーが動くフェンダーブレンダーもやりました。

なんだろう。
行ったらやっとかなきゃ!みたいな感じ(笑)

サイクルトレインではじまって、じてんしゃと泊まる宿で夜はふける……。

翌日は朝4時起きなのに、楽しくてなかなか寝付けない一日でした。

後編につづく!

※掲載中の内容は、2020年11月現在の情報です。

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