Facebookやtwitterではお知らせしていましたが、
先週は大分県日田市を中心とした筑後川上流域をサイクリング♪
サイクリングコース設定のため、
あちこち視察と試走をしてきましたよ。
まずは九重“夢”大吊橋へ。
到着すると、わけもわからず記念撮影をさせられる私たち。
(今回ハシケンさんはカメラマン)
帰りに渡橋証明書(無料)がいただけます。
コースに「つりばし」が入っていた時点である程度の予想はしていたのですが…
ちょちょちょちょ…
高さが173mもあるので、ゴジラ(身長100m)も通れちゃう!?
日本一の高さだそうです。
笑顔で看板指してますけどね、
カメラ写ってない時は↑です。
(前方に人がいるので反対側を歩かなきゃいけないけど下が見える網の部分は踏みたくないの図)
恐怖で前に勧めないほどではないけれど、軽度の高所恐怖症です。
お仕事モードにスイッチオン!な私。
オフはこんな。
九州は韓国からの観光客が多いそうで、
韓国語らしき言葉(「~ニダ」「~スミダ」)が飛び交っていました。
無事に渡ったけれど…目が死んでる。。
逃げるようにして(?)下山です。
あの高さがある橋ですから、しばーらく下ります。
ということは、つりばしまで行くのに、しばーらく上ります(笑)
ヒルクライム好きな方は登坂してもいいですが、
(渡橋を考えると折り畳みシューズ持参かSPDシューズ推奨)
「苦しいのはちょっと…」という方は
コミュニティバスに乗るなど行きは輪行をして、
下りからスタートしてもいいと思います。
交通アクセスは→こちら
長い下りを終え、続いての目的地は、
廃墟好きな人にはたまらないであろう豊後森機関庫へ。
廃墟とデローザ#旧豊後森機関庫 pic.twitter.com/yb4ZnnH7fg
— 日向涼子 Ryoko Hinata (@ohinachama) 2018年11月26日
今回の旅ではデローザIDOLをお借りしました。
優美なデローザと廃墟の退廃美が、なんとも言えません。
戦時中は軍事輸送の拠点となっていたため
米軍による機銃掃射で職員3名が亡くなられたそうで、
今もなお機銃掃射の跡が残っています。
お昼は機関庫の近くにあるヤトカコーヒー(Jätkää coffee)さんへ。
体に優しいニンジンスープがたまりません♡
自家焙煎のコーヒーやかわいい雑貨も置かれていて、
ずーっといたくなっちゃう癒しの空間。
今回はカフェが目的じゃないので、まだまだ走ります。
背後に見えるは伐株山(きりかぶさん)
確かに切り株のような形をしていますよね。
自転車でも行けるそうなので、
また大分へ行くことがあれば是非のぼってみたいな。
グライダーなどスカイスポーツのメッカなんだって。
ちょっぴり高所恐怖症だけどスカイスポーツはやってみたい私。
(直前になって辞退する可能性は否めないですが)
伐株山を通り過ぎ、
三日月の滝へ。
玖珠川にかかる馬蹄形の滝壁を持つ滝。
その形を三日月に例えて三日月の滝と呼ばれています。
山の中は交通量がほとんどないので走りやすい。
ちなみに、九州は熊がいないそうなのでそのあたりも安心です。(くまモンはいるけど)
山を越えると、
高塚愛宕地蔵尊へ。
まあまあ激坂です(笑)
こちらは諸事祈願成就に大変ご利益があるそうで、
境内には田村亮子さんが奉納した地蔵もありました。
(シドニーオリンピックで金メダルを獲得)
日向涼子の願いも聞いてもらえるかなあ?
イチョウの御神木(パワースポット)
今回お声かけいただいた縁が良い方向へ進みますように。
みんなが楽しめるサイクリングコースが設定できますように。
風車の近くまでヒルクライムをして、
天ヶ瀬温泉でこの日のサイクリングは終了。
あまがせ観光案内所の前にある手湯
温泉地では足湯を見かけるけれど、
サイクリングの時は気軽に使える手湯の方が好きです。
観光案内所にあった湯みくじを浸したら…
やったー、大吉!
「いい旅になる」と確信。
靴をはきかえ、
天ヶ瀬駅のすぐ裏にある桜滝へ。
水量が豊富で滝水の飛沫が桜の花のようであることからその名がついたそうです。
天ヶ瀬温泉が近いし、
こちらで宿を取って着替えてから改めて散歩しに行くのもいいかもしれません。
ただ、私たちが今回選んだお宿は、
一棟貸しのゲストハウス水処稀荘(すいこまれそう)です。
じてんしゃと泊まる宿 サイクリストにやさしい宿&サイクリングコースガイド (GW MOOK) 価格:1,728円 |
「ここは室内保管してくれるかなあ?」ということがあると思います。
そういった不安や手間をなくすために
「じてんしゃと泊まる宿」を出したのですが、
日本全国すべての宿を把握できているわけではなく。
(続編は出したいと思っていますがシーズン中はそれどころではなくて…)
こういった一棟貸しなら、
少なくとも玄関に置くことが出来るし、気楽。
人数がいれば、一人当たりの金額も抑えられます。
夜は地元の方々と家で宴席です。
音頭は日田市観光協会の方がとってくださいましたが、
他は「地元を盛り上げたい!」と地域活性に尽力されている方々。
地元食材を使った料理でもてなしてくださいました♡
九州の方がよく食べられる鶏肉や、
和牛オリンピックで1位だった豊後牛、
そして近くで獲れたジビエ、鰻に煮物に…全部おいしい!
お酒もいっぱい♪
九州の方は焼酎しか飲まない(大分と言えば“いいちこ”だし)と思っていましたが、
日本酒もよく飲まれるそうですね。
初めてお会いしたとは思えないくらい盛り上がりました。
最近、自治体さんからお声かけいただくことが多いですが、
こうして官民一体となればスピード感が増すのではないかな?
また、日田市観光協会からのオーダーも
「ウチのところだけで完結させて欲しい」ではなく、
「観光客のためには周辺地域との連携が必要」という考えがあるので、
サイクリングコースに制限が少なく、
訪れるサイクリストにとっても楽しいコースが作れるはず。
(実際、初日は玖珠町からスタート)
今回は筑後川上流域が中心ですが
今後は大分から阿蘇(熊本)へのルートも考えているそうで、
なんだか、すっごいワクワクします。
2日目に続く。