昨日は私が大会のホストライダーを務めるツールド三陸でした。
ところが、台風24号が接近中!
各地でイベント中止のお知らせを耳にして、もしかしてウチも…?
私は大会準備で年に何回か訪れることができますが、
遠方から来られた参加者もいるし、
せっかく足を運んだのに走れないのは悲しい…。
でも、無理に開催して参加者にトラブルがあったら大変だし。
自然の力はどうにもしようがないと分かってはいても、
「なんとか天気が好転しますように!」
祈らずにはいられません。
そればかり考えてあまり眠れなかったけれど、
短縮コースではありますが、開催することが出来ました!
とはいえ雨は強いし、
スタッフとゲストしかいなかったりして~( ̄▽ ̄;)
なーんて不安を抱きながら会場入りすると…
こんなに多くの方が会場に来てくださいました!
私は最後尾からスタート。
並んでいる間に体が冷えてしまったので、走るのが待ち遠しかった!笑
こちらは既にテンション高いですが、
「こんなに雨が強かったら沿道の応援は期待できないな~」と再び覚悟。
ところが、
今年も会えた💓#おばあちゃんズ#ツールド三陸 pic.twitter.com/xwIdKo85vY
— 日向涼子 Ryoko Hinata (@ohinachama) 2018年9月30日
恒例のおばあちゃんズには、
「毎年の楽しみだから」と言っていただけたり、
今年も大漁旗🐟#民宿志田#ツールド三陸 pic.twitter.com/mLnPsPFbTQ
— 日向涼子 Ryoko Hinata (@ohinachama) 2018年9月30日
民宿志田さんは今年も大漁旗を出してくださいました。
また、大会の定宿にされているという参加者が
お菓子を差し入れてくださるそうで、
私設エイドを作って参加者にふるまっていました。
私設エイドといえば、
コース最後の登坂を終えると男の子が
「お茶はいかがですか?」の看板とともに応援してくれました。
雨の日に嬉しい😊
私設エイドを出してくださいました🍵#東海堂 #ツールド三陸 pic.twitter.com/f8R21VoAkE— 日向涼子 Ryoko Hinata (@ohinachama) 2018年9月30日
立ち寄ってみると、
参加者に椿茶とお菓子をふるまってくださる東海堂菓子店さん。
昨年から私設エイドを設置してくださっているそうです。
ただ、こちらには心残りがあって、
奥様に「イベントを終えたら買いに来ます!」と約束していたのに、
大会を終えたら閉店時間が過ぎていました…(´;ω;`)ゴメンナサイ
次に陸前高田を訪れた時は必ず買いに行きます!m(__)m
ここ数年は、
「なるべく多くの参加者と走れるように」と予定されたコースを反対まわりしたり、
すべてのコースを網羅するため止まる時間は少なめにしたりして気づかなかったけれど、
今回はコースがひとつになったおかげで、
地元の方々と触れ合う時間を多くとることが出来ました。
天気が悪くたって、嬉しいこともいっぱいあるね♪
コース短縮になってエイドが減ったけれど、
大会の目玉ともいえる、
蒸し牡蠣と牡蠣おにぎりは変わらず美味しい♡
これを終えると、もうひとふんばり!して、
みんなでゴール!(並走していますがクローズドのゴール会場なので安心してねww)
雨なんて吹き飛ばして元気にゴール!\(^o^)/
ゴール後の炭火で焼きたて秋刀魚が美味しすぎた💓#ツールド三陸 pic.twitter.com/0zG6rAQSao— 日向涼子 Ryoko Hinata (@ohinachama) 2018年9月30日
走りながらラジオ収録(スゴイ…)してくれた棚橋麻衣ちゃんと。
あ~、めっちゃ楽しかった!!
正直なところ、
スタート前は「ここまで雨が降ると大変だなあ」と思っていましたが、
大変だからこそ、
参加者同士が声を掛け合い、励まし合い、
わざわざ言葉にはしないけれど、一体感を覚えたように思います。
声を出すと力が湧いてくるし、走っていて楽しい♪
人の温もりをより強く感じることができたし、走ってよかった。
あと、私って自転車が大好きなんだなあと。
しみじみ。
あ・決して、「走った人が正しい」と言っているわけではないですよ。
「雨だから走らない」という選択をした方も、それはそれで正しいと思います。
参加者にとってイベントは仕事ではないので、
「雨の中で走るのは不安」
「風邪を引いたら翌日に差し支える」という考えがあって当たり前だと思います。
ツールド三陸は“復興支援”という意味合いもあるので、
「走らなくて申し訳ない」と罪悪感を抱いてしまった方もおられるようですが、
私はそんなこと思いませんし、
おそらく地元の方々もそんな風に思っていないはず。
足を運んだだけで町が盛り上がりますし、十分、こころ寄り添えていると思います。
ゲストだって「走らない」という選択をして、
体調が悪い中、
車でコースをまわって参加者の応援をしてくれた杏寿沙ちゃん(右)
スタート地点で参加者をお見送りしてくれた福田萌子ちゃん(右から2番目)
このふたりも、その時に自分が出来る最良のことをしてくれました。
エントリーいただいた方々も、
それぞれが信念に基づいた選択をしたからこそ、
大会は負傷者ゼロ!で閉会をすることができたのだと思います。
エントリーいただいた皆さん、
陸前高田まで足を運んでくださった方々、
悪天候に負けず元気に走ってくれた参加者、
その参加者を応援し続けてくださった地元の方々、
雨の中でずっとコース案内をしてくださった立哨さん、
参加者が安心して走れるよう尽力してくれたサイクリングリーダー、
運営を陰で支えるスタッフ、
みんな、みんな、本当にありがとう!
「ツールド三陸」は皆さんのあたたかい気持ちに支えられる大会だと、
改めて教えていただきました。
【おまけ】
天気が良い日の三陸は、
Cycle ConciergeのFacebookページをご覧ください。