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(過去記事)「挑戦する心を分かち合い、支えたい」 日向涼子さんの願いから寄付サイト開設

自転車の総合ポータルサイト「Cyclist」が
3月末にサイト終了、6月末に閉鎖したため、当時の記事を移行しています。

「挑戦する心を分かち合い、支えたい」 日向涼子さんの願いから寄付サイト開設
フランスで開かれる過酷な山岳レース「エタップ・デュ・ツール」に参戦するためトレーニングに励んでいるモデルの日向涼子さん。大きなチャレンジを機にもう一つ、願いをかなえようとしている。今回の挑戦を、これまで自身が取り組んできたボランティア活動にも役立てることだ。日向さんは、小児がんや重い病気と闘う子供たちを支えるNPO法人「シャイン・オン・キッズ」とともに、エタップ挑戦を応援してくれる方に協力を呼びかけるネット募金の寄付サイトを開設した。

「チーム・ビーズ・オブ・カレッジ」に賛同


日向さんは以前から、シャイン・オン・キッズが展開する病気の子供たちへのサポートプログラム「チーム・ビーズ・オブ・カレッジ」に賛同し、参加してきた。

このプログラムは、賛同者の挑戦を子供たちの支援に結び付ける取り組み。趣味や仕事、スポーツなどで重要な挑戦に臨む際にハンドメイドビーズを2つ身につけ、挑戦を完遂した後に、そのビーズの1つを病気と闘う子へメッセージとともに贈って勇気を分かち合う取り組みだ。子供たちはこのチーム・ビーズ・オブ・カレッジを含め、治療のさまざまな過程で与えられるたくさんのビーズを集めながら元気になっていくという。

自転車愛好者・関係者の間では、プロ・ロードレーサーの別府史之選手(トレック ファクトリーレーシング)もプログラムに参加し、世界的トップクラスのレースでビーズを身に付けて出場していることが知られている。

日向さんの場合、大好きなヒルクライムレースへ参加する際にビーズを2つ身につけて出場してきた。今年7月に迎えるエタップ・デュ・ツール本番でも、ビーズを身につけて完走し、それにメッセージを添えて病気と闘う子に贈ろうと心に決めている。

「Yahoo!ネット募金」に専用ページ開設

さらに今回、シャイン・オン・キッズへの支援を大きくするために、日向さんと同法人の事務局が話し合い、ネットサービス大手のヤフーが提供する「Yahoo!ネット募金」に専用の募金ページを立ち上げた。

募金ページの開設者はシャイン・オン・キッズだが、タイトルには日向涼子さんの氏名が掲げられ、自転車で獲得標高4000m超の難コースを走るエタップ・デュ・ツールに挑戦することを告げるとともに、そのチャレンジを通じてシャイン・オン・キッズの活動をPRする考えを示し、チャレンジに賛同した方に募金を呼びかけている。

Yahoo!ネット募金は、決済サービスのYahoo!ウォレットへ登録(無料)することで、クレジットカードで募金することができるほか、Tポイントカードでも手軽に寄付できるのが特長だ。買い物やDVDレンタルの際に貯めたポイントを、寄付に生かすことができる。またTポイントで寄付する際には、1ポイント=1円で換算した金額となり、手数料を徴収されないので、全額が寄付先に贈られることもメリットになっている。

「チャレンジを通した支援をしたい」 日向涼子さんのメッセージ

 以前より、小児がんや重い病気と闘っている子どもたちと、そのご家族のために活動をしている「シャイン・オン!キッズ」を応援してきましたが、今年は、私のチャレンジを通した支援をしたいと考えています。

私は世界最大の自転車レース「ツール・ド・フランス」の1ステージをホビーレーサーが走る『エタップ・デュ・ツール』に挑戦します。今年のコースは獲得標高4000m超と、私にとっては経験したことがない、とても難易度の高いコースです。

それでも、私のチャレンジを通して、「シャイン・オン!キッズ」の活動を知っていただき、また、ひとりでも多くの子供たちやご家族が救われればと考え、自分の限界に挑戦します。

ご賛同いただいた方からの募金は、すべて「シャイン・オン!キッズ」の活動資金として寄付をするので、皆様よろしくお願いいたします。(日向涼子)

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