前回のブログでは、
FTPの計測方法をお伝えしました。
今回のブログではパワーメーターをお持ちでない方のために、
パワーメーターを使わないトレーニング方法をお伝えしたいと思います。
その際に必要となるのは、
・心拍計
・サイクルコンピュータ(心拍数が表示される通信規格を搭載したモデル)
・ローラー台
「ここでもローラー台?」ってお思いでしょうか。
外で走る爽快感から自転車を始めた方は抵抗があるかもしれません。
その気持ち、よーく分かります!
だって、私も家でモガくとか、すごいイヤでしたもん。
でも、風や勾配、信号など環境に左右されず、
必要なところで必要な負荷をかけるためにローラー台は欠かせません。
なので、気が進まない方ももう少し読み進めてみてください。
さて、パワーがわからない場合、
何を基準にトレーニングするかというと、心拍数が目安となります。
心拍数を計測し、その数値を指標としてトレーニングを行う心拍トレーニングです。
ハアハアするのは、
パワートレーニングも心拍トレーニングも変わりません。
「有酸素運動をすると脂肪燃焼に効果的ですよ」というのは
多くの方が聞いたことあると思います。
これは心拍ゾーンを意識した心拍トレーニングのひとつ。
ゾーンによって、ダイエットになったり、筋力や持久力が向上するのです。
では、目的別の最適な心拍数(運動強度)はどうやって出すか…ですが、
まずは最大心拍数を出す必要があります。
専門の医療機関などで計測する方法もありますが、
そこまでしなくて大丈夫。
「FTP計測みたいな大変そうなことをやらなきゃなの?」
それもしなくて大丈夫です。
「あ、220-年齢って聞いたことあるよ!」という方。
お、惜しい!
今はちょっと違う算出方法があるのです。
長くなったので、2回に分けます。すみません。
ということで、
次回は、「心拍トレーニングのはじめ方」です。
(1/5頃の更新予定)
若かりし頃は「ローラー信者」だったハシケン先生ですが、
今では「実走も欠かせない」と言っています。
初心者はローラー台トレーニング(ベースの体力アップ)で一気に伸びるが、
同時にスキルアップトレーニングも重要となり、それには実走が一番とのこと。
FRAME連載『教えてハシケン先生』では
昔は私も苦手だった“ダンシング”をテーマにしています。
苦手意識がある方は参考にしてください。
それではみなさん、よいお年をお迎えください。
来年もよろしくお願いいたします。